フルキャストでポスティングのバイトに行ってきました。
ポスティング、舐めると痛い目に会います。。
僕はポスティングバイトで、ガチ、怖い体験をしました。
僕は混乱していた。
どこを見渡しても、さっきから同じ人物しか目に入らない。
草間。
そう。
今、僕の周りには「草間さん」しかいないのだ。
「なんなんだ・・・一体何なんだよ!」
僕は必死に動悸を抑えながら路地に駆け込んだ。
しかし、やはり、というべきか。
「ま、また草間・・・?」
おびえる僕をあざ笑うかのように、「草間」の二文字がそこには刻まれていた。
「まさか・・・」
ぞくっと背筋に冷たいものが走る。
いやな予感を振り払えず、恐るおそる振り返った僕の目の先には。
「くさ、ま・・・?」
――逃げられないのか。
僕を逃がしてはくれないのか。
草間。草間。
くさま。草間草間草間草間草間草間――
「――うわぁあああああぁ!!」
頭が真っ白になった僕は、自分でも気づかないうちに駆け出していた――。
フルキャストのポスティングバイトで不思議体験?

どうもこんにちは。
子どものころ、筆者は小説家希望でした(´▽`*)
リアル兄がリアルに毎年小説の応募に作品を送り、毎回落とされています。
兄がデビューした暁には、その名前を借りて「弟もデビュー!」とデビューをもくろんでいます。
それはさておき、なにやらホラー(サスペンス?)風の出だしになってしまいました(確信犯)。
実際には怖い話でも何でもなく、楽しいフルキャストの日雇いバイトの一場面です。
怖くなった方ごめんなさい。いたらの話だけど。
ポスティングのバイトに行ってきました

今回僕が行ったのはポスティングの日雇いバイトです。
そのバイト中に、摩訶不思議な草間ゾーンなる場所に迷い込んでしまったのです。
順を追って話を進めていきましょう。
サポート充実、でも意外にハードなポスティング
ポスティングというのは広告・チラシを家のポストに配りまわること。
今回フルキャストで派遣されたのは、それを専門で請け負っている業者のお仕事でした。。
仕事時間は5時間で、給料も安め。
正直稼げる募集とは言えませんが、交通費とお昼代が出るのがありがたいですね。
特徴としては、4-5時間ほぼ歩きっぱなしなこと。
実働時間は短いですが、なかなかにハードなバイトです。
歩きっぱなしといえばこんなバイトもあったな・・・。
▶フルキャスト【口コミ】日雇いで46000歩あるいたらお金もらえた
地図に書き込みながら配るアナログ方式
ポスティングにもいろいろなやり方があるのでしょうが、今回行かせてもらったところは一番アナログなやり方でした。
最初に担当区域の地図を渡され、配り終えた家にしるしをつけながら地図を埋めていく方式です。
でもまあ、意外とどこもそんな感じなのかもしれません。
そのうちポスティングアプリを開発したらいいんじゃないかなと思いますね(´▽`*)
日雇いバイト開始!地図を片手にLet’sポスティング

やや天気が怪しい中、車で担当区域まで送ってもらいます。
手提げバッグに水筒と何種類かのチラシが折り込まれた広告セットを数十部入れて準備完了(結構重い)。
片手に地図を、胸ポケットに赤ペンを指して担当区域に降り立つ僕。
我がポスティング力を見よ!
「最初は慣れないと思うので、1時間60件くらいを目指して頑張ってくださいね~」
ポスティング会社のコーディネーターの人もいい雰囲気。
知り合いに似てる。
それだけで親近感を抱ける。
人間って不思議な生き物だ。
実は以前ポスティングは経験済み。
「以前やったことがあるんですよー」
「あー、そうなんですか。じゃあ、なんとなく雰囲気はわかりますね」
と和気あいあい。
ふっふっふ、初心者とは思えないポスティング力でコーディネーターを驚かせてやろうぞ!(*’▽’)
意気込み十分、早速僕はポスティングを始めました。
が・・・舐めていたポスティング業
しかし、始めて早速ポスティングが意外に大変な仕事だと気づきました。
地図を読み解きながら最適ルートを選択するのが難しい!
入り組んでいる路地が多く、「あっち行って、また戻って」を繰り返すとタイムロスが大きい。
「えーっとこの家は回ったっけ」としるしを見ながらやると、たかがポスティング、されどポスティングで思ったように進みません。
またポストの位置も家によって違い、それもまたタイムロスの原因に。
進まない理由は「草間ゾーン」にあった!
大変だった理由の1つが草間ゾーンです。
渡された地図は古い物らしいですが、戸建の家には世帯主の名前が記入されています。
その名前と表札を照らし合わせることで現在地を把握するのが常套手段。
なのですが、担当区域の一か所が
草間さん
だらけだったのです。
あっちも草間、こっちも草間。現在地を見失う僕

もう、本当に草間しかいない。
一族で住んでいるのでしょうか、右を見ても左を見ても草間。
奥に入っても草間、振り返っても草間。
おかげで現在地を完全に見失う僕。配布済みの家も混乱。
「えーっとこの草間は下の名前が〇〇さん、こっちは◇◇さん、そしてこっちは・・・だああ!わからん!」
なんてことを繰り返して行き来しているうちにあっという間に1時間が過ぎ、2時間が過ぎ。
「応援に来ました」
爽やかにとどめを刺すコーディネーターと、今日ポスティングが初めてのはずのYさんが僕を助けに来るという事態に。
く、くそう・・・!
なにが「以前にも経験があるんですよ★」だよ!恥ずかしい!
最初の地区は散々な結果になりました。
草間さんのせいだ・・・絶対草間さんのせいだ!(責任転嫁の鬼)
次の地区は割とスムーズに。お昼を食べて解散!
最初の地区で鼻を折られたせいか否か、次の地区ではもう少し手際よく配ることができました。
無事その日の分の業務を終えてお昼に。
「お昼は皆で食べに行きます。そのあと解散です。お昼代は支給されますので」
お弁当持参の僕は心の中で泣いた。
フルキャストの募集事項に「お昼代が支給される」とは書いてあったが、「皆で食べに行く」とは書いてなかったぞ!
紛らわしい書き方をしないでくれよ・・・。微妙な書き方されると、万が一の保険としてお弁当を持っていきたくなるんだよ・・・。
というわけで、皆さんがイ〇ンのフードコートでそばをすする中、僕は愛妻弁当をもそもそといただきました。
美味しかった。
でもそばも食べたかった。
フルキャストで日雇いバイト行くときは持ち物欄をしっかりチェックして、なお不明瞭な時には問い合わせると無駄がなくていいかもしれませんね。
フルキャストはいろんな仕事が体験できる

さて、そんなわけで「草間ゾーン」に苦しめられた日雇いバイトのお話でした。
田舎には時折こういうゾーンが存在します。
ポスティングのバイトはこの後1回だけ行ったのですが、その時は「宮坂ゾーン」に出くわしました。
いやほんと、わりとちょくちょくある。長野あるあるです。
ポスティング中にゾーンに入ってしまうと、なかなか大変です。
え、単純に手際が悪かっただけ?地図が読めない男?
まあ、そうとも言いますね・・・。
(そういえばそんな本がありましたね)
フルキャストの中ではめっちゃ稼げる日雇いバイトとは言えないけれど、面白いバイトでした。
皆さんも面白そうな日雇いバイトを口コミしてみてはいかが?(´▽`*)





