フルキャストには時々「舞台搬入・舞台搬出(撤去)」という募集が出ています。
舞台公演やコンサートの舞台設置や、終わった後の片付けのバイトです。
就業時間や就業場所は本当に千差万別。
フルキャストの応募上ではそこそこの時給だったり、単純に労働時間が長かったり、、お弁当出たりと、なんだか稼げそうなイメージです。
稼げそうなのは良いけど、仕事内容はきついのか?が気になるところ。
そこで、この記事では、フルキャストの舞台搬入・舞台搬出(撤去)のバイトについて実情を書いてみます。
実際に舞台搬入のバイトを3日間行った僕の体験談から書いてるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
舞台搬入搬出のバイトはきつい?【実情】

まずは、フルキャストに出ている舞台搬入・舞台搬出(撤去)のバイトを解析してみましょう。以下のように表にしてみました。
| ※あくまでも主観です | ||
| 時給 | ★★★☆☆ | 普通~そこそこ |
| 仕事の難易度 | ★★☆☆☆ | 複雑な作業はない |
| 人間関係 | ★★★☆☆ | コンサートか舞台かで変わる |
| 体力使用度 | ★★★★☆ | 重い物を持つ |
| 総合評価 | ★★★☆☆ | 現場によって左右 |
時給—★★★☆☆ 普通~そこそこ
一番気になるのは時給ですが、個人的判断では普通~そこそこです。
正直、特別高いとはいえません。
現場・募集元・地域によって時給は左右されますが、僕の住んでいる長野県では1000円~1200円ほど。
募集によっては1000円を割ります。
その分、拘束時間が長いことも多く、お弁当や交通費が支給されたりするので、それによっても時給は左右されます。
仕事の難しさ—★★☆☆☆ 複雑な作業はない
次に仕事は難しいのか?ですが、体力はそこそこ使うものの、難しい作業はしません。
現場で物を運んだり、舞台装置の組み立て・解体の補助をしたりする、基本「誰でもできる」仕事です。
細かい部分はプロフェッショナルが進めていくので、言われたことをしっかりとやる理解力があれば大丈夫です。
ただし、職人気質の人もいるため、てきぱきやらないと怒声が飛ぶことも・・・。
人間関係—★★★☆☆ コンサートか舞台かで変わる
次にフルキャストの舞台搬入・搬出(撤去)系のバイトの人間関係です。
搬出
舞台搬入や搬出(撤去)は基本的に時間的リミットが存在するため、現場の人もスケジュールを進めるために必死です。
なので、てきぱき作業をしないと嫌がられるし、怒られます。
特に、コンサートは1日で舞台を完成させて1日で搬出(撤去)、という忙しさ。
かなり緊張感があるようです。
ちょっと怒鳴られても、「現場の雰囲気で怒ってるだけだな」とか、「今回限りだから」とか、軽く受け流せる楽観性が必要です。
怒声をあまりまじめに受け取らないことが重要。
大勢の人が行き来するので、「後ろ通ります!」「自分行きます!」など、しっかりした声掛けがかなり大事です。
とにかく元気にはきはきと。
コンサートと舞台の雰囲気の違いについては、また別の記事で書きますね。
体力—★★★★☆ 重い物を持つ
次にどれくらい体力を使うか?です。
重い物をたくさん運ぶので、それなりに体力がないときついです。
大道具・小道具・衣装といった舞台道具、音響設備などはかなり重量があるため、気を付けないと怪我をします。
逆に言えば、現場の人も無理をして重い物を持たせず複数人で持たせるため、そこそこの体力でも声を掛け合いながらやれば乗り切れます。
舞台の搬入搬出バイトの総合評価—★★★☆☆ 現場によって変わる?

以上を踏まえたうえで、フルキャストの舞台搬入・舞台搬出(撤去)のバイトの総合評価を出してみました。
個人的には星3つ。
「現場によって大きく左右される」というのが結論です。
星1つになったり、星5つになったり・・・という感じでしょう。
僕が行ったところは星4つくらいの現場でした。
舞台係の方たちも割合優しい人が多かったですし、待機時間が長くて楽だった。
拘束時間は長かったですが、1日1万円以上稼げたので助かりました。
楽だったのは「舞台公演」だったから、という理由もあります。
コンサート系は割と大変みたい。話に聞いただけで、僕はコンサートの舞台搬入・搬出(撤去)は行きたくないな・・・という印象を持ちました。
昔気質の現場監督がいたら、星1つに転落するかもしれません笑。
まとめ:フルキャスト【舞台の搬入搬出】バイト仕事はきつい?

フルキャストに出ている舞台搬入・舞台搬出(撤去)系のバイトの実情としては、「臨機応変な状況を楽しめる人におすすめ」な仕事です。
一方で、稼げるかどうかも含め、評価の難しい仕事です。
稼げるかどうかより、楽しめるかどうかで選んだ方がいいかもしれません。
比較的「舞台搬入」は拘束時間が長く、体はきついけれど稼げる印象です。
工場ではいつも通りのことをやればいいだけなので、社員の人たちも落ち着いて働いています。
しかし、舞台装置の組み立てや搬出(撤去)は、毎回現場が違う中、スケジュールに追われて作業をします。
なので、とにかくどんどんてきぱき、という緊張感があります。
その雰囲気を「やりがいがある!」と感じられる人におすすめなバイトです。
あと、元気のある人がいいです。
暗いと、それだけで怒られたりするらしいので。
声が小さいだけで、
「生きてんだか死んでんだかわかんねえ」
って言われることもあるらしいですよ。
こわ。
僕は舞台公演の搬入作業に3日間行きましたが、そこそこ楽しめました。
舞台の裏側も見れたしね。
あ、ちなみに俳優は見れませんでした。
残念。
舞台やコンサートが好きな方は、楽しんでできるかもしれませんね。





