「gBizIDプライム」と「gBizIDエントリー」の違い、また「gBizIDプライム」と「gBizIDエントリー」でできること、について分かりやすく説明します。
gBizID(GビズID)とは?
「gBizIDプライム」と「gBizIDエントリー」の違いを説明する前に、まず、gBizID(GビズID)の解説をします。
gBizID(GビズID)とは、様々な行政手続きにアクセス、申請できるID(アカウント)サービスです。
今までは、省庁や手続き毎にID(アカウント)やパスワードを設定する必要があり、すごく煩雑でした。
これをgBizID(GビズID)という一つのIDとパスワードを使うことで、すべて共通化でき、補助金や社会保険、雇用保険など各種の行政サービスに簡単かつ、スピーディーに申請できるようになりました。
「gBizIDプライム」と「gBizIDエントリー」の違い
gBizIDプライム」と「gBizIDエントリー」の違いを簡単にいうと、gBizID(GビズID)で活用できるレベルが違います。
gBizIDプライムとは?
「gBizIDプライム」は、ID(アカウント)作成に印鑑証明や代表者印(個人の場合は実印)が必要で、書類審査があるのでID作成完了までに1~2週間かかります。
gBizIDエントリーとは?
一方、「gBizIDエントリー」は、書類審査が無く、すぐに発行できるIDです。webサイトにメールアドレスを入力すればすぐにIDがもらえます。
gBizIDプライム・エントリーでできること
「gBizIDプライム」「gBizIDエントリー」でそれぞれできることは、次のサイトで紹介されています。
GビズIDで利用できる行政サービス一覧
「gBizIDプライム」は「gBizIDエントリー」より重要度の高い申請に使える
このように、「gBizIDエントリー」は簡単に誰でも作れるため、つまり、本人確認等が必要ない重要度が低い行政サービスにしか使えません。
一方、「gBizIDプライム」は書類により本人確認を済ませたIDなので、補助金や各種の申請等の重要度が高い行政サービスに活用できるわけです。
なお、「gBizIDエントリー」も「gBizIDプライム」も、同じgBizID(GビズID)なので、先にgBizIDエントリーを作ってから、必要に応じて「gBizIDプライム」に変更することも可能です。(その場合は書類審査が必要)
「gBizIDプライム」「gBizIDエントリー」のまとめ
gBizID(GビズID)で申請や手続きができる行政サービスは、まだ少ないですが、2020年以降、どんどんと拡大しています。
例えば、経済産業省の補助金申請システム(jGrants)、中小企業庁のミラサポplus、IT導入補助金、情報処理支援機関【スマートSMEサポーター】認定制度、認定経営革新等支援機関電子申請システムの他、総務省のe-Gov、社会保険手続きの電子申請、TeCOT(海外渡航者新型コロナウイルス検査センター)にも利用されています。
「gBizIDプライム」の作成には、書類審査があり1~2週間必要なので、法人の方、個人事業者の方は、できれば「gBizIDプライム」を取得しておくことをおすすめします。
特に新しい補助金などは、申請が一気に殺到しますので、「gBizIDプライム」を取得済みの事業者の方の方が、申請スピードの点で有利になります。
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